【ひねもす丘】 門柱(表面) の文字書き

日記

表面文字は 先生にお願いしようと…

先日 患者となり診療所へうかがいました

 

『森さぁーん』

「はぁ〜い」

診察室に入るなり

『先生 今日は お願いがあって参りました』

門柱の文字は 是非 先生に書いていただきたくて…

 

m(_ _)m

 

。。。。仕方なく 。。。。

。。。。なんとか。。。。

お引き受け 下さいました

 

〜〜〜

 

診療所の待合室では 仲村さんと 一緒になり

 

仲村さん

『どうだった?』と聞かれ

 

『オッケーー! なんとか』 と返事(^ ^)

 

ーーーー

 

書いていただいた文字を

後日

持ち帰り

(私は文字を 板に写し取りました)

 

この後みんなの手で 文字の周りを彫る凹 予定です

こうして 改めて眺めていると

【 ひ 】の文字が笑ってるように見えてきます

そして なぜだか

「ひ」と「ね」の間に

「る」を入れてみたい

 

そんな 遊びの気持ちにさせてくれる

素晴らしい❤️

 

 

きっと

この丘で

のんびりと

ひねもす過ごしていただきたい

 

白衣より

笑顔の 草刈り作業着姿が

ピッタリお似合いの

野瀬先生のおもいが見え隠れしてるような

暖かい文字

 

 

………

 

気持ちの沈んだ時

 

人はみんな

 

生きてるだけで

ほんと 苦しいことのほうがおおいね〜

 

この丘に立つと

色んな

煩わしいこと

辛いこと

苦しいこころが

 

なぜか

足元の みどりの草原を下って

そして

遥か遠くの さらに むこうの山のつらなりに 飛んでって

 

おだやかな気持ちにさせてくれる

 

もちろん 楽しい時は

もっと 走り回りたいくらい

二倍 楽しい気持ちにさせてくれる

 

 

 

きちょくれ ( ˆoˆ )/

【ひねもす丘】へ

去年の今頃

(ワンコも一緒に ^_^ )

……………

 

 

 

実は 先々週の火曜日

朝の当番の日

いつものように 駐車場に車を停めて

ロッジの方に歩いて向かっていた時

早々と来て 丘の仕事をして下さっていた瀬戸崎さんが

少し慌てた様子で…

近づいていらして

そして

おっしゃったのです。

 

 

『さっき 車椅子でいらしたお客さんがいて

あと 余命が数時間 と聞いて

その最後の時間に この丘の景色が観たい!

と 仰ったそうで…

 

病院からでしょう〜

ご家族が

車椅子を押して ここへ来られた』

 

 

と うかがったのです

 

 

私も 松本さんも

その方にお会いする事はできませんでしたが

泣きそうになる気持ちを抑え

この景色を天国へお持ちくださった

その方をおもい

2人で 丘に しばらくの間

立っておりました

 

 

コメント

  1. 瑠美子 より:

    こんばんは

    ひねもす丘の字とても味わいが有りますね。

    先生のお気持ちが感じられます。

    *

    最後の時をひねもす丘で過ごしたい。

    「この景色を天国へお持ち下さった。」

    チコさんの訪問者さんに対する気持ちも

    凄いなあ~。

    *

    ウクライナに早く平和を

    今日も明日も良い日であります様

    • baba より:

      瑠美子さん おはようございます

      私も 先生の思いがこもった素晴らしい文字と思いました。


      瑠美子さん また あの火曜日の朝の事を思い出します
      私にとっても 松本さんにとっても 
      ましてや 瀬戸崎さんにとっても
      ずっと忘れられない朝となりました

      私も おんなじように
      死が近づいたら ひねもす丘へ連れて行ってもらいたいな〜
      と 思いました

      きっと安らかに 天国へ 飛んで行けるような…

  2. 葉っぱ より:

    ひねもす丘へ、すぐに行くことはできないけれど

    千代子さんのお便りを読んだり

    写真をみると

    心はあたたかくなり、天国を感じます

    この世で天国を感じ取れる場所

    ありがたいことです

    車椅子に乗って、ひねもす丘にいらっしゃったお客様のお話

    胸にじーーんときました

    どんな想い出が、この丘であったんでしょうね

    自然の崇高さでしょうか

    言葉には表せない偉大な何かですよね

    それを感じて

    それを絵に表現したい

    いつの日か

    きっと

    • baba より:

      葉っぱさん そうしてください
      絵に描いてください!

      私は せっかくここに来ているのに
      なぜか 
      描けない毎日
      ゆとりのない毎日
      情けない

      でも 頭に中では あれこれの景色を切り取っては
      ここはこんなふうに描いてみたい 
      あんな風に 表現してみたい
      と 目まぐるしく
      常には描いています

      でも 実際には手は動かせていないから
      描いてないのとおんなじ
      イザ と なった時 細部は描けるかどうか

      右手も
      毎日 10粒ほど飲んでいるお薬を
      夫に 全部取り出してもらわなければならないほど
      細かい指先の作業ができなくなりました
      この頃 
      それが
      段々 不安に思う事があります
      あ〜 愚痴ってしまい ごめんなさい
      そんなこっちゃぁ ダメダメ
      言い訳はやめよう〜〜

      私も 好きな事 死ぬまで描きます!
      葉っぱさん ありがとう〜〜

      今日も良い日でありますように