飯田高原診療所　3

。。ひねもす丘　てっぺんの　お家　。。

 

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

 

以前のブログか　コメントのお返事に

少し書いた事も　あったのですが…

 

。。

 

もう　10年以上前の話です

テレビ番組で

山の診療所の先生の生活を伝えておりました

 

その先生　大学の教授から

無医村の診療所先生を希望して

この九重町にやってきた事

 

その九重町の　とある場所

飯田高原そして九重の山々が360度連なって見える

その美しい場所

 

その場所を　自分で独り占めするのではなくて

 

皆さんが　楽しんでいただける場所

と

ご自分の私財を投入し購入

そして

開放してくださっているのです

 

ご自分の住まいは　診療所の隣にくっついている

ごくふつうのお家。

。

 

写真が　ご趣味で　その丘からの　写真が映し出されておりました。

。

 

どうして　こんな昔の話を覚えていたかというと

その時の丘から眺めた画像が美しく

私は　絵におこしていたからでした。

 

ーーーー

 

まさか

この　丘　(ひねもす丘) の

近くに引越し　住む事になるなんて

あの絵を描いた当時(10年以上前)には

想像だにしませんでした。

 

。。

当時　丘の周りは　現在の様に広々していた訳ではなく

草や雑木で覆われていた様な…

そんな景色だったような…記憶があります。

 

今では

綺麗に草は刈られ　駐車場はあり　看板　ベンチまで

丘のてっぺんには　木のお家

すっかり美しくなっています。

 

でも

。。。多分

 

友達から　先生のお話を聞かなかったら…

この　「ひねもす丘」が

あの番組の

あの場所

だったとは

気が付かなかったかも知れない

 

。。。。

 

友達は　私より少し先に　九重町に転居し

たまたま

ひねもす丘に　出かけた時の事を

【美しい場所があるよ！】と

私に教えてくれました

 

。。そうなんだ。。

 

彼女の話では

 

…

その丘のてっぺんに　喫茶店の様な木のお家があって

 

眺めていると　なんと

【どうぞ　〜】と

声をかけられ

 

ご主人と二人　中へ入れていただくと

 

コーヒー　お茶菓子などの　おもてなしをしていただき

帰る時

【お代は？】　と尋ねると　『結構です』

と

言われ

 

。

【ビックリしたよ　森さん】

と

その事を

私に話してくれました

 

(見ず知らずの人にです❗️)

 

ーーーーー

 

その場所を　聞くと

。

 

それって　もしかして！

あの　昔テレビで紹介された

診療所の先生の　私有地

あの場所ではないか。。？

 

と

当時描いた時の写真を　探して　彼女に送信し

景色を確認してもらうと

 

【そうです】

 

と　返事が返ってきました。

 

あ〜

。　そうか…そうだったんだ　。

 

それから　暫くして

 

彼女は

その　ご近所の飯田高原診療所へ　受診し

2回目くらいの時からです

 

色々　先生との世間話の中で

コカリナを吹いてる事を話したそうです。

 

すると

今度　聞かせて欲しい　と言われ

で

次の診察日の時に　コカリナを持って行ったそうな…

 

そして

あろうことか　病院で

【ちょっと吹いてほしい】と

 

吹くと

 

音色を大層気に入って下さって…

 

【ひねもす丘で　吹いてくれんね】と

 

(ひねもす丘は　その先生が開拓した丘)

 

そして

 

。ひねもす丘は

たまたま彼女が　お茶をおご馳走になった場所　。

 

。

ひねもす丘は

みんなが　楽しんで集ってくれる憩いの場所

それが

先生の願い

 

先生は　診療所での休憩時間に　丘の草取り

奥さんは　どなたでも　丘にいらした方にお茶を振舞っていらっしゃる

今では　3人のボランティアさんが　交代で

お掃除　お茶のお接待を　手伝ってくださってるそうな。。。

。

それで　彼女も　あの家でコカリナを

吹いてくれないか

と　頼まれたそうなんです。

 

ーーー

 

二人で　以前から話していたのです。

 

私達　九重町に引っ越してきたら

今までの人生　色んな方にお世話になって

ここまで来れたよね

 

今は　もうトボトボで…

あと　どれ位　元気でいられるか　分からないけど

ここ美しい九重町に　ご縁があって来れたのだから

これからは

自分の事だけでなく

何か　お役に立てる事があれば

私達　しよう〜　していこうね

と　お互いに　話していたのです。

 

。

 

彼女に　こんなお誘いがあり

それがきっかけで

私にまで

【この場所で　好きに絵を描いて下さい】

と　お誘いいただき

不思議なご縁を感じながら

ありがたく思われてなりません。

 

。

 

そして

実は4月から　と　思っていたのですが…

 

もう　早速　昨日

月曜日　火曜日　だれも来れないので…

初日　慌てて　２人で出かけてきました。

(10時前から　夕方の4時位まで)

。。

時々　お客様がいらっしゃいます

『いらっしゃいませ　良かったら　お茶でもどうぞ』

と　今度は自分たちが　お誘いし

お接待❣️

。。。。

 

色々　お話しします

 

たまたま

オカリナもコカリナも吹いてる　という　お客様も

いらっしゃいました。

彼女は早速　『良かったら聴いて下さい』と

吹かせてもらい

私は　コーヒーを淹れて　『どうぞどうぞ』　と

。

お昼頃になると

診療所の野瀬先生もいらっしゃいました。

 

前日の　NHKワールドで拝見したマスクなしのお顔

そのまんま(当たり前ですが)

まんまる　にこにこ顔が

それはそれは可愛らしい　と言ったら失礼なのでしょうが

やっぱり　描きたくて　たまりません

昨日は初日

そんな厚かましいこと　とても言えませんでした。

 

先生と　お話しして

どうも　風景を描いて欲しいようでしたので

来週は　ちゃんと道具を持って行こうと思っています。

一時半　お昼休みの時間が終わり

【先生　患者さんが待っていますよ〜〜】

と　言われ

長靴姿の先生は

慌てて　帰って行きます

軽トラ　荷台には電動の草刈機　を　2人で見送りました。

。

 

お客様は　そんなに多くはないようですが

土日は　忙しそうです。

昨日は　4組位でした。

行けない時は　いつでも　お休みもして良いそうです。

 

＝＝＝＝＝＝＝＝＝

 

道路からの入口看板

 

丘の看板

 

駐車場

友達の車　一台が駐車中

 

ただいまから　オープン

 

いらっしゃいませ

 

テラスの椅子を出しました

ここで　お接待

真ん中あたり　コカリナの譜面台と友達

(ゴメン　勝手に載せた)

 

丘のてっぺんの　お家

 

 

お部屋からの　眺め

 

 

嬉しくて　うろちょろしてる私

丘の上からの眺め

 

 

 

一時間ほどして

お客様がいらっしゃいました

 

お話してると

たまたまオカリナと

コカリナを吹く方でした。

では

良かったら　お好きな一曲を

と　彼女は希望を聞いて

井上陽水の曲を

 

 

 

ごめんなさい

お部屋の袋が写ってしまいました

 

 

 

 

夕方になりました

きょうは　終わりにしましょう〜

 

closeして帰ります

 

また来週　(毎　月、火曜日)に　2人でお手伝いに行く予定です

彼女は　コカリナと　好きなミシンも持って

私は　絵の道具を持って

行ってきます！

 

(用事がある時は　行けません　ごめんなさい🙏です)

。。

 

 

お近くにいらっしゃったら

コカリナの音色をお楽しみ下さい

どうぞ　この美しい場所で　眺めるだけでなく

スケッチもなさいませんか？

今度行った時　どなたでもお気軽に描けるように…

道具も準備しておきます。

 

美味しい珈琲もお茶やお菓子も

待っています。

どうぞ　お立ち寄りくださいねッ❣️

 

ーーーーーーーーーーーー

今朝は　2819文字の長いブログ

ここまでお読み下さって　ありがとうございました