一問一円

日記

このところ

学校がお休みの孫達を

時々 預かっています。

 

 

 

ーーーーー

 

朝から夕方まで なので

1日を どう過ごしたら

退屈せずに

楽しい時間が 過ごせるのかな?

と ばあちゃんは

考えます。

 

お勉強は みんなで相談して

午前中10時から11時半迄

と 決めました。

 

12時は お昼ご飯

3時はおやつ

(好きなオヤツをコンビニに買いに 外に出る)

 

その他の時間は お家で過ごす

 

お絵かき と ゲーム、ユーチューブ

庭で 遊ぶ、、なんて

です。

 

3人いると 結構 自分達で 相談して

うまくスケジュールを

考えているので

私も

家の用事や

一緒に

絵を描く事も 出来ています。

 

水曜日の事です。

持参した問題集をしながら、、

【おばあちゃん、 問題を

一問出来たら10円 ちょうだい⤴︎?】

いうのです。

 

私も ちょっと 考えました

(だらだらするより いいかも!)

 

『う〜〜ん、 そうやねー、、じゃあ 1問 1円、

ただし

後で おばあちゃんが 見て

答えが

違っていたら 出ないよ!』

 

【うん、! ヤッタ 】

 

3人は 俄然 張り切ります

(1時間半の なんと 集中した勉強)

 

。。ヤッパリ 世ノ中 カネシダイ 。。

 

1問でも 多く 解こうと 必死

ははは

 

一番下 2年生の妹は 中々出来ない、、

【おばあちゃん これ 分からん 教えて、、】

と 何度も来る。

。。

算数の 時計問題

私は 時計の 絵を描いて

爪楊枝で 長い針と 短い針を作り

それを 回しながら

一緒に 答えを 探しました。

 

そのうち

注文していた洗濯機が

届き

 

仕方ないので

お姉ちゃんと

お勉強が得意の お兄ちゃん(同学年)

【聞いてごらん】

と 言って

側を 離れました。

 

妹は

二人に 一生懸命 教わっている様でした。

 

その間の 貴重な1時間半

2人は 自分の 問題を 解くことができない

(1問 1円 なのに、、)

 

。。。

あちこちウロウロしながらも

3人の

協力し合ってる様子を

ちらちら観ながら

私は

ちょっぴり

あ、 いいね

と 思っていました。

 

お昼が 終わって

遊びも終わって

いよいよ3時の 時間に なりました。

私は

出来た回答に応じて

うん十円 それぞれに 渡しました

 

一番下の妹は たった16円

。。。

これでは おやつが 買えません

えいっ、 みんな 頑張りました

大盤振舞い

それぞれの 手の平に 500円玉もプラス。

『やったあ〜!』

 

自分のお金を握りしめて

落とさないように

みんなで コンビニに

向かいます。

 

コンビニでは

手持ちのお金を考えて、、、

消費税価格のお菓子

(半端な数字)

 

足し算引き算

またまた 算数の勉強

大変です。

 

だけど

自分のお菓子だと思うと

必死で 計算しています。

レジで お金が足りなかったら

恥ずかしい。

 

体に良くない大きなコーラも

買っています

あーーぁ、と思いながらも

ばあちゃんは 目をつぶります。

 

でも 帰るとき

コーラも 入った 重いビニール袋を下げて

車に向かう時

 

ひとこと

【僕、このお金で

コーラでなくて

お父さんの好きなお酒を

買ってあげようか、、と思った、、】

ひとこと

。。

 

 

だけど

 

あーー、

お酒は

コーラの誘惑に 負けたようでしたが、、

そう思う やさしい心が

嬉しい一日でした

 

 

今日は金曜日

また 3人が やってきます。

 

問題集は

一昨日より

【もっと 沢山 持って来よう〜〜】

と言っていました。

 

しっかり稼ぐ つもりの ようです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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