西日本美術展覧会

日記

 

前のブログで

顔に絵の具を つけていたことを書いていたら

昔の事を思い出しました。

 

 

 

20代のころは

西日本美術展覧会

というのが あって

その 賞というのが、、

嬉しい賞だったのです。

 

 

フランスに絵の勉強に 留学させてもらえる

と 言うのだったです。

当時はそんなに

簡単に勉強になんて

行かせてもらえる環境ではありませんでした。

 

それで、何回か挑戦しました。

小さい絵では話になりません。

100号(襖くらいの大きさ)

を 2枚描いて 出していました。

 

今でも大体公募展には 大きいのばかりです。

 

沢山の人が出すのですから

まずは 最低 大きいものでないと

審査員の目には留めてもらえないのです。

 

その先に

絵の良し悪し と いくのです。

 

私も挑戦していました

大きいので狭い部屋では描けません

家の座敷で 描いていたら

さっきの ブログではありませんが

絵の具がつくのは いいのです

家族には 大きい絵は

大反対されていました。

それが

 

臭いなんです。

 

襖2枚 の 大きな キャンバスは

面積が広いので

それに使う絵の具や とき油で猛烈な臭いなんです。

もともと シンナー系統の 臭いは嫌いでなく好きなので

(遊びはしません)

 

家族には 大反対され

 

仕方なく

 

絵を描くのは 庭で描いていました。

風がある日には 小さな葉っぱやゴミが

飛んできて

描いた上からペタッ と くっつくのです。

そうでなくでも 斜めからみると

表面が 凸凹して 微妙な表現のところは

泣きたくなります。

あー、、と 思いながら、、

ナイフの 尖ったところで 描いたところを壊さないように

そーっと はがしながら、、

雨が降る日は  裏っかえしにして

濡れない軒下に立てかけておきます。

もちろん描けません。

 

そんなん でした。

そんな 状況が

なおさら 描きたい気持ちに拍車をかけていたのでしょう

 

西日本美術展覧会では 賞は取れません 入選のみでした。

だけど

別の公募展で 賞を 頂いた時から

家族の反対が がらりと 変わり

どうぞ どうぞ  いつでも 家の中でも

座敷で 大威張りで描けるようになると

不思議

 

描けないのです。

 

嬉しいことなのに なんでかなーと

思うのです。

 

 

 

いまも そうです

描けたり 描けなかったり

それでも

描いていないと

手が 段々となまくらになってくるようです。

 

修行修行。。。。

のこりの時間もないのに

 

 

ブログに書きながら

今朝も自分に言い聞かせます。

 

 

 

 

 

 

 

コメント

  1. 瑠美子 より:

    そんなに大きな絵を描いておられたのですか。
    何歳くらいの時ですか。
    それらの絵は今どのようになっているか気になります。

    ビュールレ、コレクションのゴッホさんを見てきました。
    ので聞きたくなりました。
    ゴッホがよかったです。
    モネの睡蓮もよかったです。
    名古屋はモネの睡蓮が写真OKでした。

    賞を受け留学していたらまた違った人生だったかも。

    • baba より:

      瑠美子さん、コメントをありがとうございます。

      昔はそうでした。
      20代前半の頃でした。
      目的が いやしいものでした。
      有名になりたい、賞を取りたい。

      展覧会に出した絵は うちに置いていましたが、、
      大きいので邪魔になるし、展覧会が終わると
      木枠から 釘を 抜いて 絵だけにして保存していました。
      木枠は また つぎの 展覧会用に キャンバスを張って 使い回ししてました。
      (キャンバス地は 別にロール巻きにして売っていますので、、
      沢山描いていた 時分は
      雨の日に(ぴーんと 張れるのです)
      まとめて 木枠に 釘で自分で 張って作っていました、その方が安くつくのです)

      それで 描いた絵ですが、、
      あまりに沢山に なったのと
      重ねていたので 絵の具がパリパリ剥がれてきて
      家の横の畑で ぼんぼん全部燃やしました。
      なにせ 材料が材料なので 恐ろしいくらいに炎が上がり
      一気に燃えました。

      あー、ビュールレ コレクション いらっしゃったのですね。
      良かったでしょう〜。
      いい絵は 誰がみても 好きになりますよねー。

      賞は絶対取れなかったと 思います。
      展覧会が始まって観にいくと
      賞を取っている人とは
      やっぱり レベルが 違う、と 毎回 思い知らされていました。

      私にはこの人生しか なかったと 思います。

  2. 瑠美子 より:

    燃やしてしまいましたか。
    ああ、もったいない。

    • baba より:

      瑠美子さん、全然勿体無くはないです。
      その燃やした時も
      かたずいて気持ちが良かったです。
      その時
      なぜか
      手があるから 又描こうと思えばいつでも描ける
      と 思っていました。

      いま、思い出すと
      大して上手くもないのに
      自分だけが お山の大将で、、
      偉ぶって描いていたような 絵でした。
      若い時は そんなんでした。

  3. 瑠美子 より:

    若い時の絵。
    その時はその時でとても良い絵だったと思います。
    全力で描いていたでしょう。

    絵では解らないけれど
    洋裁の場合こんなのよく着ていたなあと思うのはあります。
    技術が無い、ようするに作り方が下手。
    ディザインが似合わない。
    まあ、今でもそうですが。
    手は抜いてません。

    何が言いたいか、わからなくなりました。

    魂の入ったいい絵だったと思います。

    • baba より:

      瑠美子さん、若い時は 大きさばかりは でっかいので描いて
      燃えているものは あったかもしれませんが、、
      思い出してみても 大した 絵ではなかったように 感じます。

      昨日、画家さんから 【水曜日はアートグルメ、が。】に コメントを いただきました。
      びっくりしました。
      瑠美子さんが ブログの事 紹介してくださったそうで、、
      私は とても 嬉しかったです。
      画家さんに見られるのかと 思うと、、
      ちょっと これから 絵を載せるのが 緊張しそうです。

      明日は いいなー と 思った
      画家さんの絵も
      沢山の方に 見てほしいなー、、

      思ったりなんかしています
      先ずは 瑠美子さんに おたずねして、、、

      いいですよね。

  4. 瑠美子 より:

    画家さんに直接聞いた方がいいと思います。

    台風の後お見舞いのメールをしました。
    その時にチコさんのブログの事、紹介しました。
    早速見られたようで1時間がすぐ経ってしまうそうです。
    楽しみが増えたそうです。
    紹介して、良かったです。

    • baba より:

      瑠美子さん、やっぱり やめます。
      聞いたら いやー と 言われそうな気もします。

  5. 瑠美子 より:

    おはようございます。

    画家さんに聞いたらきっといいですよと言われると思います。

    • baba より:

      瑠美子さん、おはようございます。

      ははは
      そうですね、きっと そんな気もします。
      なんてったって 【えべっさん 】ですから。

      考えてみると
      瑠美子さんの事も
      なんの 許可も得ないで 載せてしまうし、、
      ひどいですよねー

      私の周りは、 みんな 被害にあっています。
      反省❗️

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