先日描いた絵

お絵かきばあちゃんは

 

毎日 いろんな絵を 描いていますが、

実際

どんな絵を描いているんだろう？

と

思う方もいらっしゃると思うので

時々アップしますので

観て頂ければ嬉しいです。

 

先日は下記を描きました。

 

4号キャンバス  油彩画（ルノワールの模写です。）

 

 

 

ルノワールは色を出すのがとても難しい

かたちをとるのも難しいのですが

それ以上に

あの 美しい色の重なり

 

描きたい絵を見つけると

あれこれ 手持ちの画集を あさって

その 同じ絵を 比べて観ますが

印刷の具合があって どれが1番本物に近いだろうかと、、、

細かく見比べます。

 

海外の美術館のように

本物の前で

何日も通ってイーゼルを立てて描かせて貰えれば

嬉しいのですが

悲しい事に

日本の美術館では それが叶いません。

 

画集でしか描くことができないのです。

 

それで

好きな尊敬する画家の 展覧会には

必ず行きます。

目に

そして心に

しっかり 焼き付けて帰ります。

 

でも 実際描く時には その半分も覚えていません。

画集を頼りに こうだったかな あーだったかな

と いう 具合です。

 

画集からは 色の重なりを調べます。

最初は どんな下塗りをしたのだろう

次は どんな色を重ねたのだろう

混色だろうか 単色だろうか

混色なら どんな色を混ぜたのだろうか

パレットの上で色を作ります。

それは どんなタッチで

どの程度の絵の具の濃さだろう

 

時々 つかれて

ま、この位かな

と 妥協したくなる時もあります。

実際本人じゃないし。

また もしかしたら 本人さえ

あれ、どんな具合に重ねたかな

と

同じものは 描けないかも知れないのですが

 

自分に言い聞かせ

 

模写をするんだ

と、

自分で決めたからには

あくまでも忠実に

本物に近づけたいと

願って描いています。

 

なぜなら

絵は 観えない部分を描くということ❗️

表に現れない 心を 描くという事が大切

だということ。

 

人から偉そうに、、、と

言われるかも知れませんが。

私はいつも描く時

自分に戒めています。

 

見える部分を正確に写すことは

最低限度

ほんとに

それは最低限度

必要な事に思いますから、、、。

 

 

 

自分の絵を描く時は

好き勝手でいいでしょう、、、

 

でも

今回は 模写をしよう〜

と自分で決めた場合は

 

模写は

できるだけ本物に

作者の心に

のめり込んで描く事だと

私は思います。

面白いです。

 

最近思うのですが

模写してて、

おかしい と 思うことがありました。

 

ここに なんで

この色を使ったんだろう？

と思ったり、、、

あ〜、パレットに絵の具が残ったから

こっちにも 塗ったのかな〜？

とか

思う事があったのです。

 

大家と呼ばれるひとも

どこもかしこも

ぴしっと描いたのでなく

ちょっと こんなこと したのかな？

と 思ったり

 

ほんとは

計算して

感覚でその色を

塗ったのかもしれないけど

 

私が分かっていないだけ

かもしれないけど、、、

 

分かりません。

 

そんな時

そんな大画家さんの絵が

みじかな人に感じて嬉しくなります。

 

でも 大家は 大家

描いていると

私に色んな事を教えてくれます。

悪戦苦闘して 描いてる自分の絵に

 

大家の模写は

こう描きなさい！

 

と

道しるべとなっています。

 

長い長い文章になってしまいました。

どうも私は書き出すと

のめり込んでしまいます。