マッターホルンのトイレ

日記

ー スイス マッターホルン ー (写真…ネットより)

先日YouTubeで ベルサイユ宮殿のトイレ事情を知りました。

あの 煌びやかな宮殿トイレは

オマルはあっても

数が絶対的に足りなく 人々は カーテンの後とか

見えない所で用を足していたとか…

【エエッ!】

ギリシャローマ時代の下水道は完備されていたのに…

ここ フランスでは

そういった設備は無かったようで

 

 

そんな トイレ事情を知り

 

ふと 昔

 

30代 6月に登ったマッターホルンのトイレを思い出しました

(私は 頂上には立ってはいません この岩場直下迄)

 

 

この 美しいマッターホルン

実は

右手 直下に 立寄れる立派な山小屋が建っているのです

(テレビや 写真で写る事は無さそうです)

 

入ると 男性が5人位

ザイルなど きちんと並べ

明日に備えて 道具の準備などしておりました。

 

その小屋の直ぐ右隣には

木で出来た 独立したトイレがあり

お願いして お借りしました。

 

 

3段位の 木製階段を上がり ドアを手前に開けると

床は狭い板張り その中心に 長方形の穴が ひとつだけ口を開けており

上から下を眺めると

さぁ〜っと斜めに 水色や白色に凍った氷河が

遥か彼方迄 落ち込んでいて それは恐ろしく…

もしも もしも踏み外したら

ここの氷の上を さ〜〜っと どこまでも滑り落ちて行く…

そんな恐怖

だけど 実際は もしも片脚が間違って落ちても

あまり大きく切り込みを入れてはいない長方形の穴では

体全体 何処かに引っかかり 落ちることはないだろう〜と 想像できる

そんな 小さめの穴でした。

 

それでも 片脚をその穴の向こうに渡す瞬間は 恐ろしいものでした

おまけに

下からは 冷たい強い風が吹きあげてくるのです

何処へ行くのだろう〜…

 

白と水色の 氷の綺麗な氷河

こんな所で 用を足して良いものか…

 

これの 行き着く先は?

 

下の方は どうなってるのだろう?

バチが当たりそう〜

こんな美しい自然の中

ちゃんと処理できるようになっているんだろうか…?

あれこれ

不安はありました

 

でも

ここしかトイレは無いし…

ここから下る山道は 結構見通しも良く

いつ 誰が来るか解らない

 

そんな

隠れる場所もなかった

おまけに 雷も鳴ってきた

早く下山したい

 

お尻は冷たい

仕方ない

 

………

 

 

おしっこは

ふわっと 一瞬で霧になりました

 

。。。。。

 

40年くらい前の話です

 

。。。。。

 

あれから 時はたち

20年

 

偶然 登頂の様子をテレビで見ました

その山小屋も

あの懐かしいトイレも

あるではありませんかの

今はもう 無いかもしれない

 

あったとしても

あのまま という事は

きっとないでしょう〜

 

マッターホルンの映像を眺めると

いつも 私には

あの 山小屋とトイレが

懐かしく思い出されるのです

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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