虻(あぶ)
先日の
蜂に刺された事を書いていてら、、
虻の事を思い出しました。
それも40年位前でしょうか、、、
妹と宮崎の 五家荘に 出かけたとき
山の中の民宿に到着
やれやれ、
ほっとして 一息
おばさんから 近くの吊り橋の事を聞いて
行ってみよう〜〜〜と
出かけました。
出かける前に
おばさんが ひとこと
夕方になると 川の近くは 虻が出るから
早めに帰っておいでね。
と
『はあーい』
と
ルンルンで
(吊り橋は どんなだろう? 怖いかな? 揺れるかな? 渡るのうれしいな)
あった!
カズラで 編んだ 小さな吊り橋が、、、
吊り橋を 行ったり来たり
揺らしてみたり
遊んで、、
夕方になると 虻が出る
と言っていたから
帰ろ〜
帰り始めた時です。
顔の横になにか
ぶ〜ん と 聞こえました。
気にしませんでしたが、、、
そのうち
ぶ〜ん、ぶ〜ん、ぶ〜ん、、、、
と 数が増えてきました。
チラと見ると
銀蠅くらいの 大きいの!
こりゃ 大変
と 早足で 民宿のほうに、、、
ですが、、
段々早足でも 虻は全然
体の周りからくっついて離れません。
それで 走ろう!
と 妹と走りました。
走ったら走ったで
虻は 目標ができたと いわんばかりに
数を増して
わんわん 音をたてて 追っかけてくるのです。
足がもつれて 倒れでもしたら
もう おしまいです
(ちょうどミツバチのミツを
クマが盗ろうとして 蜂にたかられている感じ、、、
不思議ですが、走りながら、倒れた時
虻にたかられた自分を 想像していました。)
転ばないように
でも
速く
息を切らして
やっと民宿にたどり着き
(お部屋は 別棟になっていて
入ってすぐ)
わーっ
と
部屋に入り
バタン バタンと
障子を閉めました。
障子の中に
入れなかった虻が
入ろうとして
どんどんどんどんと
大きな音を立てて 障子に突進していました。
障子紙が 破れそうでした。
中に入った虻は
妹と私
刺されてなるものか。
と
座布団で 必死で叩き落としました。
何匹か、、、
怖かったよ
あっ、蜂もまだあったよ!
後で書きます。
待っててね。
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