今日は絵の余白について
書いてみようと思います。
マリーローランサン 模写
紙に 色鉛筆で描いたもの
皆さんは
紙なり キャンバスなり いろんなものに描く時
余白の部分を
あまり考えないのではないでしょうか?
ある部分は 何も描かず 色も塗らず。
私は 特に 文字を書くとき いつも感じます。
白地の中に 黒を どれ位の 分量で 入れるか、、
黒の 濃淡 筆のタッチは 当たり前の事ですが、、
それ以上に
余白を どれ位 どの場所に 使うか!
余白というのは
白地に なったり
あるいはダンボールのような紙では
茶っぽくなったり、、
その 時々で 余白 と 簡単に言っても
いろんな 余白を つくれます。
その 余白が
そのものの色の表現したり
光を 表現したり
その 余白が ある為に
その絵の訴えたいことを
表してくれたり
余白が
何かを 感じさせてくれたり
と 思うのです。
セザンヌの 余白は
他の方はどう感じているか
知りませんが
ところどころにある
塗り残しのような余白に
私は 絵の
爽やかさを 感じます。
マチスの絵にある余白は
隣同士の 色を 余白があることで
1つ1つの 色を
さらに 美しく感じます。
マリーローランサンの 上記の絵は
ほわっ とした 優しい 空気のようなものを感じるのです。
みなさんはどんなふうに感じますか?
前にも言ったように
絵を描く時
対象を見つめて 体で感じて
表現すること
この時
実際 筆なり 鉛筆なりで 描く時
描かない 余白を
ちょっと意識してみてください。
描く描く描く、、、ではなく
描かない なにも描かない
残しておく
余白を。
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