ことば

日記

 

数年前に

【宝満山に登る】

という 小さな本を

出したTさんと

 

以前何度か 一緒に

宝満山に登りました。

 

本を出すくらいですから

それは それは 宝満が 大好きで

しょっちゅう 登っています。

 

Tさんとは

四回位しか登っていませんが

いろんな 道を知っていて

案内してもらいました。

私と同い年ですが

健脚です。

 

【Tさんは ほんと 元気やね〜 その 元気の秘密は?】

と聞いたら

 

【寝る前に布団に入って上向きで自転車こぎをしてるよ】

これが とてもいい

と 言うのです。

 

普段から近くの 許斐山(このみやま)には

足慣らしに

歩いては  いるそうなのですが…

(やっぱり 鍛え方がまるで違う)

 

 

。。。。

 

 

 

 

宝満山

 

いつもは日帰りでしたが

ある日

 

その日は

頂上の少し下にある

山小屋に泊まって

月を眺めようーー

2人で

出かけました。

 

いつもと 同じ 朝6時ごろの出発

通り道なので

私がTさんの 家まで  迎えにいきました。

(登山口まで車で1時間ちょっと)

 

いろんな登山コースがあるのですが

その日は

【昭和の森 キャンプ場】からの 登山口出発

 

うさぎ道を 通って

登る登る

 

山小屋泊り なので

ザックの中に

携帯用コンロや

食料もだけど…

 

楽しいかな?

と思って

スイカも 半分入れていました。

(頂上で食べたら 美味しかろう〜と)

 

欲張って沢山入れたのが

あー、失敗でした。

 

 

 

 

しばらくぶりの 山道

おまけに 重い重い荷物

段々  肩に背中にと

ずっしり のしかかって来る感じ

 

息も心臓もきつくて

【ちょっと 休む】

 

と 何回言ったことでしょう。

 

Tさんは スイスイ歩いて行きます。

 

 

きつくてたまらない私は

 

なぜか

段々腹が立ってきました。

 

 

 

 

Tさんは

何で

重そうで、

そして きつそうに歩いている私に

 

 

【荷物を 少し私のザックに… 】

の 一言が

言えないんだろうか

(半分はTさんに 食べさせようと持ってきた 荷物なのに)

 

 

その時は恨みました

 

 

 

 

頂上に着いて

自分が 楽しくて

体が元気に なると

気持ちに余裕が 生まれます。

 

ただ 勝手に

私が沢山の荷物を持ってきたと いうのに…

そんな事

知らないTさんを 恨むなんて

 

 

と 反省

 

 

 

 

 

 

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友達のHさん

(こうして 頭文字で書くと 友達はHさんが 沢山いるなー…と

思います、 エッチではありません)

 

その、友達のHさん

腰がずっと 痛くて

 

病院に通っていますが

 

その 病院の先生が

話を聞いていると

対応がとても 冷たいのです。

 

 

体が痛くて…辛くて

何とか助けて欲しくて

病院にすがって来ているのに

 

言葉かけだけでも

優しく接してくれると

どんなにか

気持ち的にも

救われると 思うのです。

 

 

 

最近はどこの病院も

患者さんが 溢れるほど多くて

先生も

一人一人に かまっていられない状況

とも思うのですが…

 

先生の

ほんの少しの やさしい言葉かけが

 

 

どんなにか

 

痛くて辛い

とき

 

 

元気に させてくれることでしょう

 

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私は、頂上でザックを下ろして

いっぺんに 元気になりましたが

 

 

 

長いこと患っている人は

ずっと

先の見えない

ザックを背負っているようなもんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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